地方公務員はこの先安定じゃない
安定を確約されていた過去の公務員

既にリタイアをした年代の方々は、地方公務員のイメージと言えば、
- 定時で帰れる
- やりがいはあまり無くても仕事が楽
- どんなに不景気でもリストラは皆無
- 退職金はしっかり貰える
- 共済年金で老後も安泰
と言われてきました。定時で帰れるかどうかは昔も今も部署により、市役所で言えば、1階窓口部署だけ。学校教員をされている方は公務員と言っても残業が日常茶飯事。しかもサービス残業という過酷な状況が当たり前のようになっています。かつての公務員は、それでも我慢して定年まで働けば、老後に不自由ないくらいの退職金と年金がもらえました。しかし、私の家庭を含め、特に定年退職まで、まだ年数がある公務員の置かれている状況は確実変化しており、自分たちが定年退職を迎える頃には決して安心できるとは言い切れません。
共済年金の廃止と毎年減る公務員の退職金
平成27年から共済年金が一般会社員と同じ厚生年金に一本化され、それまで低く設定されていた公務員の保険料の恩恵もなくなりました。 また、地方公務員の退職金も年々下がり続け、定年退職まで勤め上げれば、老後は夫婦安泰というのは過去の話です。
公務員の副業禁止

近年、政府の副業に関するガイドラインの策定により、一般企業に副業解禁の流れがきています。しかしながら、公務員については法律によって、副業の禁止が定められています。国家公務員については国家公務員法第103条及び104条に、地方公務員については地方公務員法第38条に明記されています。しかしながら、法律で定められている公務員の副業禁止ですが、副業禁止に当たらず公務員が給料以外から副収入を得る方法は存在します。その方法は後日紹介していきましょう。
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