こんにちは!毎度たこ焼きです!前回まで公務員の方々の休職についてご紹介しました。
そこで今回はどのくらいの方が実際には公務員の職を離職しているのかまとめてみました。
また、公務員の離職率は民間企業と比べてどうなのか、平成29年度の調査結果をもとに比較してみました。皆さんの感覚と実際の統計ではイメージの差はあるでしょうか?
公務員の定年前の離職率は?
公務員と一口に言っても役所の方も教職員の方もいますよね。今回は「一般行政職」「教育職」「消防職」「警察職」というカテゴリで離職率をまとめました。
一般行政職の離職率
一般行政職の構成人数は全体で845,532人。30歳未満で156,927人です。
一般行政職の方の早期退職は全体で7,123人。30歳未満で2,402人です。ですので離職率は
- 一般行政職の全体離職率は0.84%(7,123人/845,532人)
- 一般行政職の30歳未満での離職率は1.53%(2,402人/156,927人)
教育職の離職率
教育職の構成人数は全体で853,606人。30歳未満で141,244人です。
教育職の方の早期退職は全体で5,934人。30歳未満で1,955人です。ですので離職率は
- 教育職の全体離職率は0.69%(2,967人/426,803人)
- 教育職の30歳未満での離職率は1.38%(1,955人/141,244人)
消防職の離職率
消防職の構成人数は全体で159,524人。30歳未満で48,708人です。
消防職の方の早期退職は全体で905人。30歳未満で534人です。ですので離職率は
- 消防職の全体離職率は0.56%(905人/159,524人)
- 消防職の30歳未満での離職率は1.09%(534人/48,708人)
警察職の離職率
警察職の構成人数は全体で260,431人。30歳未満で70,238人です。
警察職の方の早期退職は全体で2,728人。30歳未満で1,961人です。ですので離職率は
- 警察職の全体離職率は1.04%(2,728人/260,431人)
- 警察職の30歳未満での離職率は2.79%(1,961人/70,238人)
民間企業との離職率の比較
厚生労働省の調査によると平成29年の離職率は民間企業全体で14.9%だそうです。そう考えると、公務員の離職率は民間の1/10以下ということですね。
何となく、公務員で離職される方の割合ももう少し多いのかなと予想していましたが、実際やめる方は少ないようです。
あくまで統計の数字ですので、個人的には公務員という現在の職に不満があるのであれば、転職や起業をするのもありだと思っています。我慢して人生の大半を嫌な仕事に費やすのもどうなのかなって思いますし。
質問やご意見等があれば、twitterやコメントも頂けたら幸いです。これからも「もっと楽しく もっと自由に」暮らせる公務員家族が少しでも増えたらいいなと思って情報発信していきます。
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