【金額公開】育休を夫婦同時で取得して生活できるの? 実際の手当額がこちら!

育休に関する記事まとめ

皆さん、こんにちは!キウイです。私は今のところまだ珍しい男性育休取得経験者です。
夫婦2人同時で3ヶ月間育児休暇を取得しましたが、「実際のところ、手当てだけで生活ってできるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、そんな育児取得を迷っている男性やそんな旦那様を持つ妊婦さんやママさんの参考になればと思い、私たち夫婦の育休中の手当てについてご紹介します。

実際、2人育児休暇取得で生活できるの?

 結論からご紹介します。私たちが2人同時で育児休暇を取得しましたが、「多少の貯金の切り崩し程度で、十分生活できます。」というのが私たちの結論です。

もちろん手当ての受け取り額は、それぞれの夫婦の収入によりますし、貯金額や親の金銭的な援助の有無など家庭環境はそれぞれ同じではありませんので一概には言えません。

ちなみに私たち夫婦は貯金もそんなにありませんでしたし、親の金銭的な援助は全くありませんし、子供を見ていてくれるなど物理的な援助もあまりない状況でしたが、問題はありませんでした。

育児休業手当額のおさらい

 過去にもご紹介していますが、育休中にもらえる手当額について、簡単におさらいしておきましょう。

まず、育児休業手当とは、育児休業を取得して給料が支払われなくなった方へ、原則は子どもが満1歳になるまで支給される手当てです。

支給額は休業開始から6ヶ月までは標準報酬月額の67%、それ以降から1年までは50%になります。標準報酬月額とは簡単に言うと、4.5.6月の給料の平均額だと思って大丈夫です。

毎年の標準報酬月額は通知が来るはずですし、人事部に確認しても教えてもらえます。

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私たち夫婦では、私は子どもが1歳になるまで、貯金額や受け取れるであろう手当ての額を考慮して、私は3ヶ月間の育児休業を取得しました。

私が受け取った手当の金額

私は普段から残業多めな部署に配属であるのに加えて、標準報酬月額を決める4~6月にイレギュラーで土日や平日の残業がかなり多くなってしまったために、標準報酬月額が38万になってしまいました。。。

実際に私(育休取得時の標準報酬月額は38万円)が3ヶ月間受け取った手当額は次の通りです。(1,000円未満は切り捨て)

1か月目・・・23.1万円

2か月目・・・26.6万円

3か月目・・・25.4万円

これに加えて、私の産休手当や育休手当が数万円入ってきていましたのでトータルで30数万円、贅沢はできませんが、ほぼ貯金の切り崩しもなく生活は十分でした。

一概には言えませんが、一般的な30歳程度の地方公務員さんの標準報酬月額は25万円程度でしょうか。その場合、育休手当は25万円×67%=約16万円。

仮に夫婦2人で正社員であれば2人で16万円×2人=32万円ですので、贅沢をしなければ貯金を切り崩さなくても生活できるのではないでしょうか?

旦那様が公務員、奥様がパートアルバイトだとして2人あわせて手当額が20数万円程度だと、少し貯金の切り崩しが必要かもしれませんね。

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育休中にかかる税金などは?

 育児休暇中の税金等の中には、かかるものと免除されるものがあります。また、私の事例から公務員の方が普段もらっている手当てについてもご紹介します。

【免除されるもの】

  • 所得税 育休手当はお給料ではないので所得税はかかりません。
  • 社会保険料 育休取得中は免除されます。

【育休中でもかかるもの】

  • 住民税 住民税は育休取得中、関係なく発生します。

【育休中になくなる手当(公務員の場合)】

  • 住居手当
  • 扶養手当

【育休中でも支給される手当】

  • 児童手当
キウイさん
キウイさん

免除される税金が多いから、育休前手取りの80%のお金はもらえるよ

育休中のボーナスは?

 決まりは、会社によると思いますが、私の夫が勤務する市役所では6~11月の勤務に対して12月ボーナスが、12~5月の勤務に対して6月ボーナスが支給されます。

ですので、3ヶ月間休暇を取った私ですが、勤務している期間が6~11月の範囲にも12~5月の範囲にもありますので、満額ではありませんが、どちらのボーナスも支給されました。

キウイさん
キウイさん

ボーナスが支給される条件は会社によって違うので、規則を確認してみてね!

大切なこと

 ここで私の考えを少しだけお話しさせていただきます。ご紹介した通り、多くのご夫婦で、貯金を少し切り崩し程度で2人同時の育休取得でも生活はできます。

大切なのは、夫婦で何に対して重きを置くかということです。

例えば「子どもと過ごす時間を2人で大切にする」「これからかかるお金を少しでも多く用意しておく」という2つの例を挙げても、前者に重きを置くご夫婦には男性の育休取得は最適解でしょうが、後者では必ずしも良いとは言えません。

こういったことは、これからもずっと大切にする家族のために、ご夫婦2人でよく話あって決めましょう。

キウイさん
キウイさん

育休を取るのが、絶対に正しい訳ではないと思うよ。でも、取りたいという気持ちがある人は絶対に取ることをおすすめするよ!

終わりに

 本日は、2人同時に育休取得して手当てだけで生活できるかということについてご紹介しました。いかがだったでしょうか?

最後に奥様のために育休を取りたいけど、職場の雰囲気でとりづらいと思っている男性にお話しさせてください。

私は復帰後も普通に仕事をしています。周りも何ともありません。

むしろ他の男性職員さんも育休取得を検討するようになってくれたのは、とても嬉しいなと思っています。
これが本来、当たり前ですが、他と比べると良い環境なったのかもしれません。

仮に他人から変に思われるようなことがあったとしても、あなたが大事なのは「産後で大変な妻を助けるのが大切なのか」「自分が後ろ指を指されないことなのか」どちらでしょうか。

答えは見えているはずです。
少し勇気を出せば、奥様にとってもあなたにとってもかけがえのない選択になるはずです。

これからも“取りたい育休”を取れたパパさんが少しでも増えたらいいなと思って情報発信していきます。質問やご意見等があれば、twitterやコメントも頂けたらうれしいです。

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