パッと見てわかる!結局どっちが得なの?「持ち家VS賃貸」家を買う前に絶対に考えるべきポイント!

パッと見てわかる。家を買う前に必ず押さえるべきポイント キウイさんの日常に関する記事まとめ

 皆さんこんにちは!毎度たこ焼きです!今日のテーマは住宅です。私たち夫婦でも「将来持ち家が欲しいよね」という話題になりますが、「持ち家」と「賃貸」の比較ってよくありますよね。そしてちょっと計算方法が複雑。。。

「毎月のローンの返済額と家賃が同じなら持ち家の方が良い!」という話はよく聞きますが、これは月の支払額以外の「メリット・デメリット」をかなり無視した上の意見ですよね?

ですので、今回は実際にどっちが金銭的に得なの?ということについて比較してみました。条件によって額は異なりますが、住宅購入を検討している方は、必ず押さえておきたいポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください🏡

金銭的な「持ち家」「賃貸」のメリット・デメリット

必ず押さえておきたいポイントとは何でしょうか?

それは金銭的なメリットデメリットのこと。 

まずは、「持ち家」と「賃貸」のそれぞれの金銭的メリット・デメリットをあげてみましょう。ここでは、私たち夫婦のように夫が地方公務員の家庭を想定していますので、多少条件が異なる家庭もあるかと思います。

【持ち家のメリット・デメリット】

メリット

  • 住宅ローン控除を受けられる

デメリット

  • 固定資産税が発生する
  • メンテナンス費が発生する
  • 住宅ローンの利子が発生する
  • 最終的に解体費用も発生する
【賃貸のメリット・デメリット】

メリット

  • 住居手当をもらえる

デメリット

  • 更新料が発生(地域による)

比較条件

 いくら頭金を用意できて、いくら住宅ローンを組むか、また様々な用件で費用は上下しますので、ここで目安となる比較条件を設定しておきましょう。30歳~80歳までの50年間で検討していきます。

【持ち家の条件】

住宅ローンの返済額を7.5万円/月で住宅購入の頭金500万円とすると総額約3,000万円です。地方では土地なしの方でもローコスト住宅で大きくない家なら建築できるくらいでしょうか。

メリット

  • 住宅ローン控除(10年間)は所得やローン残高によって異なるため、ここでは簡易的に10年間で200万円とします。

デメリット

  • 固定資産税は建物や土地によって異なるため、ここでは簡易的に12万円/年とします。
  • メンテナンス費用は50年間で総額500万円とします。※相場額ですが、なかなかしますね💦
  • 住宅ローンはフラット35で金利1.2%とします。
  • 解体費は150万円とします。
【賃貸のメリット・デメリット】

家賃は7.5万円/月とします。地方であればそんなに狭くないアパートを借りられる額だと思います。

メリット

  • 住居手当は職場により異なりますが、上限相場の2.7万円/月とします。

デメリット

  • 賃貸の更新料は地域によりますが、ここでは2年ごとに家賃1ヶ月分とします。

結果発表

 では上記の条件で「持ち家ではローン返済が7.5万円/月」と「賃貸では家賃が7.5万円/月」で比較していきましょう。

【持ち家の収支】

4,700万円=500万円(頭金)+3,150万円(利子込のローン返済総額)+600万円(固定資産税)+500万円(メンテナンス費)+150万円(解体費)-200万円(住宅ローン控除)

【賃貸の収支】

3,553.5万円=4,500万円(50年間の家賃)+187.5万円(更新料総額)-1,134万円(30~65歳までの住宅補助)

 今回の条件での比較では、その差は約1,150万円で賃貸の方が経済的には得という結果でした。なかでも公務員や会社員でもらえる「住宅補助」の有無が大きいですね。

この「住宅補助」という制度がいつまで続くのかわかりませんが、この制度があるうちはかなり金銭的な負担は賃貸の方が軽くなるのではないでしょうか?

住宅ローン減税制度がピンチ!

本記事を最初に書いた2019年時点、住宅ローン減税は「年末の借入残高の1%が所得税などから控除される」という制度でした。4,000万円のローン残高があったら40万円ですからかなり大きい減税制度ですよね👀

しかし、2022年の税制改正でこの住宅ローン減税にメスが入ろうとしています😱

2021.12時点で、具体的にどのくらいまで減税率が下がるかは決まっていませんが、持ち家の金銭的負担は大きくなることは必至です。。。

今検討されている方は、減税率がどうなるか見通しがたってからの方がbetterかもしれませんね!

賃貸が最終的に自分の持ち家になるというサービスも

家を買うとなると人生で一番の買い物になります。とーっても悩みますよね!

最近では、一軒家の賃貸を払いながら、長年住んでくれれば、そのままあなたに家と土地をプレゼントしますよというサービスが、自治体でも民間でもあるんです!皆さんはご存知ですか?

こちらの例は、宮城県の七ヶ宿町という自治体の移住定住施策。

20年間家賃を支払って家を借りてくれれば、最終的にその家をプレゼントしますよという制度です。

住む場所にこだわりがない、田舎に住んでみたいという方には魅力的な制度かもしれませんね!

他の自治体、特に地方の市町村では同様の制度を行っているところもいくつかあるので、興味がある人は、ぜひ調べてみてください✨

こちらは、同様の内容を行っている民間事業者。民間事業者なので、メリットデメリット両方あると思いますが、検討してみるのも良いかもしれませんね!

さて、ここまで「持ち家」と「賃貸」の比較区検討をしてきましたが、あくまでこれは、金銭的な観点での比較です。

もちろん、持ち家と賃貸の間取りは同じではありませんし、自分の所有物として家や土地があるという点では、「持ち家」の方が、満足感はあるかもしれません。金銭的要件以外でのそれぞれのメリットも少し挙げてみましょう。

【金銭的要件以外のメリット】

(持ち家のメリット)

  • 隣人への騒音をさほど気にしなくて良い
  • 自分の所有物としての満足感がある
  • 土地は資産として残る

(賃貸のメリット)

  • 隣人と合わないor住みたい場所が変わった際にすぐ引っ越すことができる
  • 古くなった場合、家賃が下がるor新しいところに引っ越すことができる

終わりに

 今回のご紹介はいかがだったでしょうか。経済的には「賃貸」の方が大きく得ということがわかりました。しかしながら、価値観というものは人それぞれです。

金銭面をだけを考えるのであれば、「一生賃貸」という選択肢が最適解になるでしょう!

でもです!

家の所有することで得られる心の豊かさがとても大きい人は、購入することは間違いなく良い選択です。

ちなみに私たち夫婦は、今大きなローンを組んで購入するという考えは一旦ストップということにしています。下のような事例が日本でも導入されないかなーと願いつつ、今は貯金と投資で資産を増やしている状況です。

60万円住宅 3Dプリンターハウスなら24時間で出来上がり 自然災害大国の日本にこそ必要だ!(神田敏晶) - エキスパート - Yahoo!ニュース
KNNポール神田です。□サンフランシスコのデザインスタジオのFuseprojectは、ホームレス問題に取り組む非営利団体のNew Story、建設技術会社のICONとの共同プロジェクト「ラテンアメリカ

今回のご紹介が皆さんの住宅購入の検討材料になればうれしいです。これからも「もっと楽しく もっと自由に」暮らせる公務員家族が少しでも増えたらいいなと思って情報発信していきます。質問やご意見等があれば、twitterやコメントも頂けたら幸いです。

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