【検証】学資保険も必要ないワケ

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節約編

 前回は、貯蓄型生命保険をおすすめしない理由をシミュレーションでご紹介しました。今回は、同様に“学資保険”について、必要かどうか検証していきたいと思います。

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学資保険って?

 検証に入る前に、「学資保険ってなに?」という方にどういう内容の保険なのかをご紹介します。

“学資保険”とは、将来必要となる教育費を確保するための保険です。特徴は

  • 高校や大学の入学など、まとまった教育費が必要になる時期に満期受取金が受け取れる貯蓄型の保険
  • 契約者(親)に万が一のことがあった場合、それ以後の保険料は無料で満期受取金は受け取れる
  • 満期受取金の戻り率は払込金の100%以上なので、貯金より利率が良い

 ざっくり説明すると「万が一があっても教育資金は確保できるし、貯金よりは多く戻ってくる」という保険商品です。

シミュレーションの設定条件

 生命保険の時と同様に、様々な家庭環境がありますので、あくまで一例としてシミュレーションの設定条件をきめます。

 

【設定条件】

加入者:30歳男性/子どもが生まれたばかり

加入目的:子どもの大学にかかる資金を確保する

目標資金:200万

シミュレーションに使う保険

 生命保険の時もそうですが、どこの保険会社にも恨みはありません。ですのでgoogleで「終身保険ランキング」で検索した1位と「定期保険ランキング」&で検索した1位の保険で比較します。比べるのは以下の3パターンです。

  • 学資保険
  • 定期保険&積み立て投資信託
  • 投資信託のみ

学資保険の内容

 まずは貯蓄性のある学資保険から

  • 受取金200万円(子どもの大学入学時(18歳)に100万円+卒業時(22歳)に100万円)
  • 子どもが17歳(204か月)まで保険料がかかり、月々の保険料は9,614円
  • 父親に万が一のことが起きたら、そのあとの保険料免除で受取金200万円はそのまま

定期保険&積み立て投資信託の内容

 学資保険と全く同じ条件設定ができなかったので、こちらの定期保険の方を少し良い条件に設定しました。

  • 死亡保険金500万円(保険金の最低額が500万円だったため)
  • 保険期間は子どもが20歳になる20年間(240か月)で月々の保険料は834円
  • 学資保険との差額8,780円(=9,614円-834円)は毎月積み立て投資信託を17年間購入(年利3%つみたてNISAを利用)

積み立て投資信託の内容

 つみたてNISAのみも比較の対象にしてみました。

  • 年利3%で運用できるつみたて投資信託を想定
  • つみたてNISA利用で非課税
  • 学資保険の保険料と同額9,614円で目標金額200万円貯まるまでの期間を検証します

結果発表!!

学資保険の結果は

  • 17年間の払込金額は1,961,256円
  • 子どもが22歳になるまでの受取金は2,000,000円
  • 差額38,744円増えました。

定期保険&積み立て投資信託の結果は

  • 20年間の払込金額は200,160円(掛け捨てなので戻ってきません。)
  • 17年間の積み立て投資信託は積立元金1,791,120円に対し2,329,987円になっています。
  • 差額338,707円(2,329,987円-1,791,120円-200,160円)増えました。

積み立て投資信託のみの結果は

  • 目標金額200万円になるまでに14年間かかります。
  • 仮にそのままあと3年間(合計17年間)毎月9,614円購入し続けると積立元金1,961,256円に対し2,554,369円になります
  • 差額593,113円増えます。

シミュレーションからわかること

 言うまでもないかもしれませんが、学資保険は30万円くらい大損ですよということです。

掛け捨ての定期保険はもしもの時は500万円受け取れる設定ですし、補償内容から言っても「定期保険+積み立て投資信託」が良いはずです。

また、別の回でもお話ししましたが、40代までの死亡率は1.7%です(これは0~40歳までの統計なので、30~40歳の間で亡くなる方はもっと少ないです)。

ですので、全額投資信託に入れれば目標金額200万には14年間で到達しますし、きちんと17年間健康であれば60万円近く資産が増やせます。個人的には、1%の確率にかけて何十万も保険料をかけなくてもいいのではと思います。

終わりに

 生命保険のシミュレーションの時もお話ししましたが、毎年3%で投資信託で資産運用できる保証はありませんが、年利3%というのは決して高い目標ではありません。しかし30万円もプラスであれば3%で運用できない年があっても定期保険&積み立て投資信託が良いのではと思います。。。

投資信託を知りたいという方はこちらの記事から順に参考にして頂けばと思います。

 最終判断は自分ですが、「掛け捨てはもったいない」とか「保険料が戻ってくるからお得」という広告に踊らされないことは大切だと思います。

今回は、学資保険を検討している方へのご紹介でした。質問やご意見等があれば、twitterやコメントも頂けたら幸いです。「もっと楽しく もっと自由に」暮らせる公務員家族が少しでも増えたらいいなと思ってこれからも情報発信していきます。

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